M&Aアドバイザーの選び方
2016年12月10日
M&A仲介サービスを行う事業者は証券会社や銀行などの金融機関の他、「ブティック」と呼ばれるM&Aアドバイザーの専門家だけで構成された事業者など、大手から個人レベルまで様々な事業規模のパターンがございます。
どのようなM&Aアドバイザーに依頼すべきか
飲食店を売りたい、飲食店を買いたい皆様がどのようなM&Aアドバイザーに依頼すべきかは判断が難しいところだと思いますが、少なくとも飲食業界の知識が豊富で、人脈を持ったアドバイザーに相談されることをお勧めいたします。飲食店の売買には売手、買手の条件交渉だけではなく、店舗物件の契約を承継するために家主の承諾を得ることが重要になってきます。
トラブルを起こさないために
どのような段取りで、どのようなタイミングで、何をすべきか、売買の成立はもちろんその後の引継ぎ作業においても注意すべきポイントが実にに多くあります。そのような時、飲食業界の知識が不足していたり、飲食店売買の経験が豊富でないと双方に不利益が生じるようなトラブルが起こるケースも少なくありません。
M&Aには売手、買手のみならず従業員、家主、取引業者も含め多くの関係者に関わる重大な取引ですので、スムーズに経営権を移行するにはそれなりの経験と知識が必要になるのです。
M&Aアドバイザーの選定に悩まれるようでしたら、まずはその業界における知識が豊富か、実績や経験があるか、面談の際に見極めされることをお勧めいたします。