店舗設計で大事なことは何ですか?
店舗設計で大事なことは慎重に業者を選んだ上で、お店のコンセプトに合ったデザインの設計を行うことです。
【飲食店専門の業者を選ぶ】
飲食店の店舗設計をする際は、飲食店専門の業者を選びましょう。デザイン関係の会社は多く、その専門性は様々です。飲食店専門の業者であれば過去にデザイン・設計をしたお店を参考にすることができます。目を引く斬新なデザインの外観や、使用しやすい厨房の設計かどうかなどを実際に見て、自身のお店と合う業者を選びましょう。
また飲食店専門ではない設計・施工業者に依頼するという方法もあります。しかし、厨房や客席などといった飲食店ならではの機能を備えた作りにするには、その道のプロに任せた方が安心です。
【一括方式と分離方式】
業者を選ぶ上で重要となるのが、一括方式にするのか、分離方式にするのかという点です。一括方式とは、デザインや設計から施工までを1つの業者に依頼することです。一社のみですべてを請け負うため、作業工程がスムーズになり、工事にかかる時間が短縮されます。一方、分離方式とはデザイナーと施工業者を分けるという方法です。好みのデザイナーを探し、コンセプトを明確に伝えることで細部のデザインにもこだわることができます。
【業者に任せきりにしない】
デザインや施工はプロに任せるのが一番ですが、任せきりも良くありません。設計の簡単な基礎知識ぐらいは把握しておくと、作業がスムーズになるでしょう。また、設計図では良いと思っても実際形にしてみないとわからない部分もあります。流しの高さや空調の位置、壁や床の色合いはイメージと合っているかどうかなど、微調整が必要な場合があるのです。そのためなるべく現場に立ち会うことをおすすめします。
【外観はわかりやすく】
認知度が高くない開店当初は特に、自身のお店はどんなお店で、特徴は何なのかといったことを、街の人々に理解してもらわなければなりません。そのため、お店の顔となる看板をはじめとする外観全てにこだわる必要があるのです。例えばオムライスが看板メニューのお店であれば、「ふわとろオムライス○○(店名)」というように、メニューや特徴を表記するというのも良いでしょう。
これらを参考にし、コンセプトを明確にした上で予算内に収まる店舗設計をしましょう。